1. ホーム
  2. 技術情報
  3. EPLAN によるワイヤーハーネス開発

設計読了時間 2 分

EPLAN によるワイヤーハーネス開発:3D モデルからハーネス組立板まで

ワイヤーハーネスは、今では車両で実測して手で描くものではありません。3D データと要求から、そのまま生産できる設計が段階を追ってどのようにできあがるのかをご説明します。

当社の設計部門での、EPLAN Harness proD によるワイヤーハーネスの設計
当社の生産現場から:当社の設計部門での、EPLAN Harness proD によるワイヤーハーネスの設計。

ステップ 1:要求を明確にする

最初に確認するのは、ワイヤーハーネスが何を、どのような条件でつなぐのかです:部品とコネクタ、電流と信号、取付スペース、温度、流体や薬品、動き、そして数量。回路図がすでにあれば、それが電気的な土台になります。ない場合は、お客様と一緒に作成します。

ステップ 2:3D モデル内のケーブル経路

EPLAN Harness proD では、取付状態の 3D モデルの中でワイヤーハーネスを配線します。たとえばお客様の CAD データをもとに行います。こうすると、最初の試作品を作る前の早い段階で、ケーブル長、曲げ半径、分岐点、固定部品が目に見えるようになります。

ステップ 3:ハーネス組立板用の図面と部品表

3D モデルから、ハーネス組立板用の 2D 図面ができます。縮尺は多くの場合 1:1 で、分岐寸法、コネクタの図、保護、マーキングが入ります。部品表(BOM)、切断リスト、作業指示書は、ここから直接作成します。こうして購買と生産は、設計部門と同じデータで作業します。

ステップ 4:試作品、変更、量産

最初の試作品で、すべてが合っているかを確認します。変更は 3D モデルに反映し、新しい改訂状態として記録します。承認後も量産を支援し続けます。ご希望があれば、PPAP に沿った文書も作成します。

デジタル設計がもたらすもの

  • 長さと経路が早い段階で正しく決まるため、試作のやり直しが減ります
  • 図面から切断リストまで、データが途切れません
  • 改訂状態をいつでもたどれます
  • お見積りと量産立ち上げが早くなります

当社は 2023 年から、自社の CAD 設計部門で EPLAN Harness proD を使っています。詳しくは開発・設計をご覧ください。

よくあるご質問

簡潔にお答えします。

ワイヤーハーネスの開発には、どのようなデータが必要ですか?

取付状態の 3D データ、回路図または接続一覧、それに使用環境と数量のご提示があると最適です。足りないものがあれば、一緒に整理します。

ハーネス組立板用の図面とは何ですか?

ワイヤーハーネスの図面です。縮尺は多くの場合 1:1 で、ハーネス組立板の上に敷いて使います。ケーブルがどこを通り、分岐がどこにあり、どのコネクタがどこに付くのかを示します。組立の土台になる図面です。

既存のワイヤーハーネスの見直しもできますか?

はい。既存のワイヤーハーネスの見直しを行います。たとえば部品の変更、長さの変更、入手できなくなったコネクタへの対応です。新しい改訂状態は文書に記録します。