
単線シールのしくみ
単線シール(防水栓、seal とも呼ばれます)は、エラストマー製の小さなシールです。絶縁体で覆われたケーブルに通し、端子とともに組み付けます。コネクタハウジングの中では、端子が入るキャビティを密閉します。シールの内側はケーブルの絶縁体に、外側はハウジングの壁に密着します。
決め手になるのは寸法の適合です。シールの内径と絶縁体の外径が合っていなければ、密閉できないか、そもそも組み付けられません。許容範囲はコネクタシステムのメーカーが指定しています。
空きキャビティ用のダミー栓
コネクタハウジングのキャビティがすべて使われるとはかぎりません。空きキャビティも密閉を保つために、ダミー栓で塞ぎます。どのダミー栓が適合するかは、コネクタのメーカーが定めています。ハウジングによっては、単線シールではなく共通のマットシールを使うものもあります。
取り付けで重要な点
- ケーブル外径と端子システムに合ったシールを選ぶこと
- ストリップ長と圧着に合わせて、ケーブル上のシールの位置を決めること
- ケーブルに通すときと圧着するときに、シールリップを傷つけないこと
- すべての空きキャビティにダミー栓を入れること
- 電気検査、および要求がある場合は気密検査を行うこと
当社の生産現場では、単線シールを機械で取り付けます。全自動電線加工機では防水栓の位置を監視し、試作品や小さなロットは半自動機で取り付けます。加工について詳しくはケーブルアッセンブリ加工をご覧ください。
シールとダミー栓の調達
防水コネクタをご自身で加工される場合は、コネクタシステムに合った端子、シール、ダミー栓が必要です。これらの単品部品は販売サイト powercable.de でもお求めいただけます。ケーブルアッセンブリ加工をすべてワンストップでご希望の場合は、当社がお引き受けします。


