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設備一覧と工程監視

すべての工程に、それぞれの設備があります。

定寸切断から電気最終検査まで。Kitzingen でどの設備が動き、何を監視し、それがお客様のケーブルセットにとって何を意味するのかをご紹介します。

流れ

加工中に監視し、完成したワイヤーハーネスで検査します。

2 種類の管理が互いを補います。設備は、加工の各工程をその場で監視します。電気最終検査は最後に、完成したワイヤーハーネスが正しく接続されていることを確認します。

工程の流れ:定寸切断、ストリップ、単線シールの取り付け、圧着は設備の中で監視します。完成したワイヤーハーネスは、組立の後に電気検査を行います。 設備内での工程監視 · 切り込み · 防水栓の位置 · 圧着力 ワイヤーハーネスの検査 定寸切断リストどおりの長さ ストリップ切り込み シール取付位置 圧着圧着荷重波形 組立ハーネス組立板 最終検査結線 · 導通 模式的な流れ · 順序と検査範囲は案件ごとに異なります
  • 工程監視

    ケーブルができあがる間、設備の中で行います。刃が導体に触れていないか、ストリップはきれいか、単線シールは正しく収まっているか、圧着の荷重波形は合っているかを監視します。異常のあるケーブルは、その場で取り除きます。

  • 電気最終検査

    完成したワイヤーハーネスで行います。すべてのケーブルが正しく結線されているか、断線や短絡がないかを確認します。耐電圧試験、機能試験、負荷試験は、ご要求に応じて追加します。

全自動電線加工機 2020 年から

Komax Gamma 450

2020 年に Powertune はもう 1 台の全自動電線加工機、Komax Gamma 450 を導入しました。ケーブルは供給リールから設備に入り、定寸切断され、両端をストリップされ、単線シールと圧着端子を取り付けられます。すべてが 1 回の通しで進み、工程と工程の間に手作業は入りません。

  • 加工対象ワイヤーハーネスとケーブルセット用の単心線を、両端に単線シールと圧着端子を付けて加工します。各側で圧着モジュール C1370 とシールモジュール S1441 が動きます。
  • 適した用途先行量産と量産で繰り返し必要になるケーブル、同じ種類の心線が多い場合、防水のコネクタです。
  • 監視項目圧着力監視が 1 回ごとの圧着荷重波形を記録し、素線の欠落などの異常を検出します。切り込み監視は、ストリップのときに刃が導体に触れると知らせます。カメラ(Komax Q1240)がストリップと単線シールの収まりを確認し、不良のあるケーブルは切断して取り除きます。生産を始める前に、圧着高さを測定器 Komax 341 で確認します。
  • お客様の利点オーダーの 1 本目も 1,000 本目も同じようにできあがり、工程データは記録として残せます。
  • 次の工程できあがった心線は、ハーネス組立板での組立に進みます。
模式図です · 値は例です

半自動機 2026 年の投資

Komax Delta 260

2026年3月に Powertune は Komax Delta 260 を導入しました。設備はすでに稼働しています。作業者がケーブルを差し入れると、設備がストリップし、単線シールを取り付け、端子を圧着します。すべてが 1 回の工程です。これが半自動の加工です:テンポを決めるのは人、力と寸法を決めるのは設備です。

  • 加工対象単心線と、すでに外被を除いたケーブルの心線で、防水の圧着端子を取り付けるものです。加工の間、ケーブルは固定された位置に保たれます。加工済みのケーブルや多心ケーブルにも使えます。
  • 適した用途試作品と小さなロットサイズ、供給リールから供給しないケーブル、全自動電線加工機では加工できない端子です。段取り時間が短いので、試作品を早くお届けできます。
  • 監視項目このシリーズには圧着力監視が組み込まれており、素線の欠落、断面積の誤り、導体圧着部への絶縁体の巻き込みを検出します。圧着高さは自動で設定します。
  • お客様の利点量産だけでなく、単品や先行量産も監視付きの圧着でできあがります。

半自動機 2026 年の投資

Schäfer SealLine 240-1 ADVANCED

同じ 2026年3月に、Schäfer の SealLine 240-1 ADVANCED も加わりました。こちらも稼働しています。作業者が単心線を入れると、設備がストリップし、単線シールを取り付け、端子を圧着します。単線シールと端子は正しい向きで供給され、加工は自動で始まります。

  • 加工対象防水の圧着端子を付ける単心線です。大きな単線シールや、Ø 17 mm までのハードシェルシールにも対応します。
  • 適した用途試作品、小ロット生産、量産での防水のコネクタです。特に、全自動電線加工機では扱えない大きさの単線シールに向いています。
  • お客様の利点防水の端子を加工する能力が増え、試作品と小ロット生産の生産リードタイムが短くなります。

定寸切断とストリップ

Komax Kappa 340 と Kappa 310

ケーブルに端子を付ける前に、まず長さを決めます。多くの場合は外被も取り除きます。Kappa 310 は単心線とより線を切断し、ストリップします。Kappa 340 は手間のかかるものに向いています:シールド付きの多心ケーブル、バッテリーケーブル、センサケーブル、フラットケーブル、高電圧ケーブルです。2023 年からは、回転切り込みユニット、スリットユニット、ケーブルアキュムレータ付きの引き取り装置を備えて動いています。

  • 加工対象単心線(Kappa 310)、およびシールド、内部導体、厚い絶縁体をもつシースケーブルと多心ケーブル(Kappa 340)です。
  • 回転ユニットプログラムした径で外被を全周に切り込みます。複数の層にも対応します。複雑な外被に強く、段取り替えも速く済みます。
  • スリットユニット外被を長手方向に切り開きます。これによりケーブル中間部のストリップができ、長い外被も楽に抜き取れます。
  • 引き取り装置 ZG 200供給リールからケーブルを引き出します。ケーブルアキュムレータが材料を蓄え、ケーブルへの負担を減らします。
  • お客様の利点ロット全体で長さと外被の寸法がそろいます。ハーネス組立板でワイヤーハーネスが手直しなしで収まるための土台です。

精密なストリップ 2026 年の投資

Schleuniger Strip B340

X 字に配置された 4 枚の回転刃が、導体を傷つけずに絶縁体へ同心に切り込みます。細いより線、肉厚の薄い絶縁体、センサケーブルでは、これが決め手になります。傷ついた素線は、使用中になって初めて分かることが多いためです。

  • 加工対象単体のより線、センサケーブル、外径 9 mm までの多心ケーブルです。
  • 適した用途細い断面積と傷つきやすい絶縁体で、速さよりも同心の切り込みが大切な場合です。
  • お客様の利点より線に切り傷のない、きれいなストリップ部ができます。圧着、はんだ付け、超音波接合の良い前提になります。

単心線のストリップ 2022 年から

Komax Mira 230

Mira 230 は単心線をストリップし、多心ケーブルの内部導体をシーケンスで順に加工します:プログラムを切り替えずに、ストリップと切り詰めができます。

  • 加工対象単心線と多心ケーブルの内部導体です。プログラムしたシーケンスでも加工します。
  • 装備刃を替えずに広い断面積範囲に対応する V 字刃、短いケーブル端に使う薄いグリッパ(差し込み深さ 8 mm)、傷つきやすい表面に使う跡の残らないグリッパです。
  • お客様の利点短い端や傷つきやすい絶縁体でも、均一なストリップができます。圧着、はんだ付け、フェルール端子の良い前提になります。

接合技術 2023 年から

Schunk Minic-III による超音波スプライス

2023 年から、当社は Schunk Minic-III でより線を接合しています。複数のより線を加圧しながら、高い周波数の振動で接合します。はんだも追加のバレルも使いません。こうして電気的なスプライス、例えば中間スプライスや端末スプライスができ、複数の心線を確実につなぎます。

  • 加工対象銅またはアルミニウムの、複数の心線の裸のより線です。異なる材質の組み合わせも、1 つの接点にまとめます。
  • 適した用途アース配線や電源の分配、そして複数の心線が 1 点で電気的に集まるところです。
  • 監視項目設備は 1 回ごとの接合の工程データを記録します。デジタルの変位測定システムが、スプライスの形状を測定します。
  • お客様の利点小さくまとまり、同じ材質どうしでつながるため、ワイヤーハーネスの中で保護しやすくなります。スプライスにどの検査を行うかは、案件ごとにお客様と取り決めます。
  • エディタではワイヤーハーネスの略図では、電気的なスプライスを幾何的な分岐とは別に、はっきり作成していただけます。

準備と組立

ツイスト加工、テープ巻き、切断。

端子を付けてから最終検査までの間にも、ワイヤーハーネスに同じように欠かせない工程があります:ツイストしたケーブルの対、テープ巻き、寸法どおりに切ったチューブです。これらにも当社は設備を使います。

模式図です · 値は例です

ツイスト加工 · 2023 年から

Komax bt 188 T

2 本、オプションで 3 本または 4 本のケーブルに対応する半自動のツイスト機です。ツイストピッチを設定でき、妨害の少ない信号ケーブルとデータケーブルに使います。

2 × 0.08 から 4 mm² · ツイストピッチ 8 から 50 mm · ツイスト長さ 約 200 から 2,300 mm

模式図です · 値は例です

テープ巻き · 2021 年から

KTHB Smart

開放型の巻きヘッドをもつ卓上テープ巻き機です。ケーブルとワイヤーハーネスの枝に粘着テープを巻きます。送りは手で行い、長い枝、試作品、少ない数量に向いています。

ワイヤーハーネス Ø 3 から 25 mm · テープ幅 9 から 19 mm

模式図です · 値は例です

結束 · 2023 年から

KTB 50 E PLUS

電動の自動結束機です。結束、固定、絶縁、マーキングのためにスポットテープを巻きます。1 箇所あたり約 1.8 秒です。

結束 Ø 2 から 15 mm · テープ幅 9 から 50 mm

模式図です · 値は例です

切断 · 2020 年から

GlobalCut 100 PRO

電動の切断機です。当社では主にチューブに使います。チューブ、フラットケーブル、より線をプログラム制御で定寸切断します。

切断幅 100 mm まで · より線 35 mm² まで · 送り 1.5 m/s

仕様値:メーカーまたは販売店の資料による代表値です。KTHB Smart と KTB 50 E PLUS は KABATEC 製で、現在は Komax Taping です。

端子加工と組立

圧着機、手作業の作業台、ハーネス組立板

すべての端子が自動機を通るわけではありません。大きな断面積、丸形端子、特殊な端子、単品は、合う工具を付けた圧着機で加工します。予備はんだとはんだ付けは、ESD 保護された作業台で行います。

  • 組立ハーネス組立板の上で個々の心線をワイヤーハーネスの形に並べ、結束し、コルゲートチューブ、編組チューブ、熱収縮チューブで保護し、マーキングします。
  • 適した用途試作品、小ロット生産、バッテリーケーブルと動力ケーブル、丸形端子、特殊な端子、そしてすべてのワイヤーハーネスの最終組立です。
  • お客様の利点試作品では柔軟に、組立では丁寧に、記録は量産と同じように残します。
  • 工具端子ごとに専用の圧着工具が必要です。当社の圧着工具は端子と断面積の範囲ごとに用意してあり、DataMatrix コード付きの固有の工具番号が付いています。これにより、どの工具かが一意に決まります。

電気検査

検査するのは、完成したワイヤーハーネスです。

2011 年から、当社の自動化された検査システムが結線、抵抗、配線不良を検査し、結果を記録しています。導通と短絡は、すべてのワイヤーハーネスで検査します。耐電圧試験、機能試験、負荷試験は、ご要求に応じて追加します。現在は Engberts の検査システム(iCAT)2 台を使っています。ワイヤーハーネスのコネクタを 1 つずつ合う検査モジュールに挿し、検査ソフトウェアが手順を案内し、結果を作業台にそのまま表示します。

  • 検査内容すべてのケーブルが正しい端子に届いているか、断線や短絡がないかです。ご要望に応じて、お客様のご指定による項目も検査します。
  • ドキュメントご要望に応じて、納入ごとに検査記録と測定報告書を作成します。
  • 検査モジュールコネクタごとに、相手側コネクタを備えた検査モジュールがあります。固有の番号と DataMatrix コードを表示しています。メーカーによれば、検査システムは検査テーブル上のモジュールの位置を認識し、アダプタ配線なしで別のワイヤーハーネスへ素早く切り替えられます。先端が開いたままのワイヤーハーネスは、検査ボードで検査します:端にマーキングし、端子台で接触させます。
  • 違い工程監視は個々の加工工程を評価し、最終検査は完成した製品を評価します。両方がそろって初めて、全体が分かります。

設計

自社の設計部門の EPLAN Harness proD

2023 年から、当社はケーブルシステムを自社で設計しています。お客様の 3D データ、図面、試作品、またはご説明をもとに、取付状態でのワイヤーハーネスの経路を作ります。そこから、ハーネス組立板用の 2D 図面、部品表、切断リスト、作業指示書ができます。

  • お客様からいただくものケーブルセットに求める働きです:接続先、取付スペース、使用環境、数量。お手元に図面や 3D データがあれば活用しますが、なくても問題ありません。
  • 当社がお届けするもの設計、ケーブル、コネクタ、保護部品の選定、試作品と量産。すべてをワンストップで。
  • お客様の利点設計と生産の距離が近いので、試作品で生じた変更がそのまま量産の資料に反映されます。

投資

ともに育つ設備。

2020 年から、当社は自動化と工程監視に的を絞って投資しています。主な設備をご紹介します。

  1. 2020

    もう 1 台の全自動電線加工機

    10 月にチューブ、フラットケーブル、より線のための GlobalCut 100 PRO を、11 月に圧着モジュールとシールモジュールを各 2 基、カメラ検査、切り込み監視、圧着高さ測定を備えた Komax Gamma 450 を導入しました。

  2. 2021

    テープ巻き

    11 月に、ケーブルとワイヤーハーネスの枝のためのテープ巻き機 KTHB Smart を導入しました。

  3. 2022

    単心線のストリップ

    8 月に、V 字刃、薄いグリッパ、跡の残らないグリッパを備えた Komax Mira 230 を導入しました。

  4. 2023

    超音波、結束、ツイスト加工、外被の除去

    3 月に超音波スプライス用の Schunk Minic-III と電動の自動結束機 KTB 50 E PLUS を、4 月にツイスト機 Komax bt 188 T を、6 月に回転ユニットとスリットユニット、引き取り装置 ZG 200 を備えた Komax Kappa 340 を導入しました。

  5. 2026

    半自動機と精密なストリップ

    3 月に半自動機 Komax Delta 260 と、防水の圧着接続部のための Schäfer SealLine 240-1 ADVANCED を、6 月に Schleuniger B340 を導入しました。記事へ

時期は当社の資料によります。この一覧は 2020 年以降の主な投資を挙げたものです。Kappa 310 や圧着機など、ほかの設備もあわせて当社の設備を構成しています。

デジタルによる生産支援

計画、倉庫、トレーサビリティをシステムで。

2018 年から ERP システムを使っています。2019 年にはインテリジェント倉庫システムと、ロットおよび工程のトレーサビリティが加わりました。2021 年から 2022 年にかけて導入した MES が、製造オーダーを優先度、納期、お客様の要求に従って計画します。

  • お客様の利点納期を確実に計画でき、すべての納入は 1 本のケーブル単位までさかのぼれます。
  • 自社ソフトウェアこの実務から、WEKAS というブランドで自社ソフトウェアが生まれました。POM(Production Operations Management)は、ERP、生産計画、MES、品質検査を 1 つのシステムにまとめます。

プロジェクトの見積依頼

お客様のケーブルセットには、どの加工が必要ですか?

図面、部品表、または試作品をお送りください。ワイヤーハーネスの略図は、見積依頼フォームで直接描いていただくこともできます。当社が合う工程を選び、お見積りをお送りします。